毎年数カ月にわたって、イタリアファッション商工会の主催によるファッションショーが続きます。男性ファッションの、ミラノ・モーダ・ウオモModa Uomoは1月に、女性ファッションのモーダ・ドンナModa Donnaは2月から3月、そして9月から10月にかけて開催されます。一連のショーのなかでもハイライトは、女性ファッションの来季ものの春夏コレクション、秋冬コレクションです。開催期間中は、トップモデルやデザイナー、報道関係者、見物客たちでミラノの街はごった返します。

5月から6月には、コルソ・コモ10 Corso Como 10で開催されるワールド・プレス・フォトWorld Press Photoの写真展があります。前年の重大ニュースのなかから、最も感動的な写真の数々が展示されます。

ミラノっ子たちが最も楽しみにしているイベントのひとつが、12月7、8日に開かれるフィエラ・デッリ・オベイ・オベイFiera degli "Oh bej, oh bej"のバザールです。サンタンブロージオ聖堂前で開かれるこのマーケットは、聖アンブロージオを祀って行われるもので、花屋やお菓子、ケーキなどのお店がずらりと並びます。

12月に行われるイベントには、ほかに、職人祭Craftsmen's Fairがあります。職人たちによる作品の見本市としては、世界最大です。イタリア、ヨーロッパ各国、アフリカ、アジア、ラテンアメリカといった地域から作品が出品され、よそでは手に入らないクリスマスギフトを探す人たちでにぎわいます。

ミラノ・サローネ家具見本市Salone del Mobileは、毎年4月ないし5月の開催です。国内外から出品された3,000点以上のダイナミックでクリエイティブな家具が展示されます。この見本市の趣旨は、文化の普及、独創的デザインの重要性を強調すること、そしてイタリア芸術の伝統を守ることにあります。

ミラノ・トリエンナーレTriennale di Milanoは、イタリア最大の最新流行の発信地として、毎回注目されています。トリエンナーレは、現代産業やデコラティブアートを概観し、またイタリア芸術・建築の精神を反映する鏡となるべく開催されました。